有田焼創業400年事業 - 佐賀県が取り組む17のプロジェクト - ARITA EPISODE2 - 400 YEARS OF PORCELAIN. NEW BEGINNING. -
ARITA EPISODE2 BY SAGA PREFECTURE
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Projects

有田焼創業400年事業の17のプロジェクト

有田価値創造センターの立ち上げ

新しい価値を創造することを目指し、伊万里・有田焼の産地事業者と外部有識者が集う「ARITA VALUE CREATION LAB(有田焼価値創造研究処)」。「技術」「デザイン」「経営」の3つの視点から、産地の課題などについて議論する研究会や意見交換の場、セミナーやワークショップを開催し、明日の産地を考えていきます。

2016/ project

かつて有田焼の発展にはオランダ・東インド会社が大きな役割を果たしました。そして今、有田は再びオランダと連携し、ボーダレスな活躍を続ける柳原照弘氏をクリエイティブ・ディレクターに、ショルテン&バーイングスのお二人をコー・ディレクターに迎え、16組のデザイナーと16の窯元・商社の協働によるモノづくりを始めています。世界のクリエイターの聖地たらんと、滞在型ワークショップの実現などにより、モノづくりやビジネスのプラットフォーム構築を目指します。

ARITA Revitalization

売る場所や見せ方を少し変えるだけで、魅力が開花する商品もたくさんあります。眠れる資産を活かし、求める人の元に届けるための新しい展開を考え、国内マーケットを賑わせるARITAへと生まれ変わらせます。
また、再活性化を目指す窯元への経営改善・現場改善を支援し、成功事例を創出することで、産地全体にその効果を波及させていきます。

Artisan Collaboration Project

伝統工芸には、見るものを惹きつける奥深さと温もりがあります。長い時代を経て育まれてきた先人の技を、生きた文化遺産として後世に引き継ぎ、さらに発展させていきたい。そんな想いから、有田・伊万里そして全国にわたる、今を生きる伝統工芸の創り手たちが、これまでの産地の枠組み、異業種間の壁を超えて一つとなり、新しいコラボレーションによりその再興を目指します。

酒器プロジェクト - 酒蔵とのコラボレーション -

海外での日本食ブームと相まって、近年注目を増す日本酒。こだわりの佐賀のお酒も海外で高い評価を受け人気を呼んでいます。酒処にある器の産地として、日本酒の美味しさを最大限に引き出す新たな酒器ブランドを確立し、日本全国そして世界に、日本酒を楽しむARITAの魅力を伝えていきます。

ARITA 400project

毎年1月と9月にフランス・パリで開催されるインテリア&デザインの見本市「メゾン・エ・オブジェ」。世界が注目するライフスタイルのトレンド発信源です。グローバルに活躍する工業デザイナー、奥山清行氏プロデュースのもと、2014年から3年連続でメゾン・エ・オブジェに出展し、欧州市場から世界に向け、新しいARITAを提案します。

焼き物文化の発信

1616年、有田で誕生した「日本初の磁器」という気品溢れる素材は、器をはじめとする様々な生活用具と化し、我が国の生活文化を一変させ、遠く海外でも尊ばれました。明治期には、世界各国の万博などを通じ、有田焼の華やかさやそれを成し遂げた高い技術が名声を博しました。そして現代、伝統の上のさらに高みを目指す窯元たちが、新たな有田焼を創造しています。有田焼400年の歴史と文化を時代の流れとともに紹介し、有田焼の素晴らしさや魅力を、国内外に向け広く発信します。

プロユースプロジェクト - NEW ARITA 400 “educe” プロジェクト -

トップシェフが求める、プロユースの食器とは何か?有田焼産地の事業者が結集して国際見本市へ出展、リサーチ、そして新たな商品開発と市場開拓に繋げていく力を実践的に養います。さらに国内外のトップシェフが佐賀県に集い、自らの料理論・手法・器使いを披露するアカデミーの開催を通じて、トップシェフがプロユースのARITAを求めて集まってくるメッカになることを目指します。

ARITA SELECTION

有田焼」の国内販売の新規開拓と増加、観光による「有田」の新たな産地振興化を目的にしたプロジェクト ARITA SELECTION 。
創業400年という歴史と、妥協のないものづくりを続ける26の窯元の魅力を小さな豆皿(147点)という新しい観点で伝えます。

SEEDS of ARITA

フランス・パリのサンジェルマン地区。ハイセンスな人々が集う地域です。ここを拠点に、現地スタッフがじっくりと対話して、有田焼の持つ魅力や先人たちの想いを正しく紹介しながら、マーケティングリサーチを行います。人々が何に魅かれ、何を基準に価値を判断しているのか?海外向け商品開発に有益なユーザーの視点をアーカイブし、未来のARITAの「種」を探ります。

ミラノ万博2015プロジェクト

2015年、「食」をテーマにイタリアで開催されるミラノ国際博覧会(ミラノ万博)。日本館の和食レストランでは、料理の魅力を引き立てるARITAを体験してもらうとともに、催事の中でARITAを中心に据えたSAGAの情報を発信します。創業400年を迎える有田焼に、楽しみながら触れる機会を提供し、日本を代表する焼き物・器の文化と美の世界を紹介し、認知を高めます。

Manufacturing Innovation Project

磁器に宝石のような輝きを与えてきたのは、長い年月をかけ鍛え上げられた熟達の職人の手仕事でした。そして現代、最新のテクノロジーは、それをデジタル信号に置き換え、さらに人の手では為し得なかった加工をも実現可能にします。加えて高度な素材開発により、陶土に秘められた潜在力を引き出し、新たな機能や用途を生み出すモノづくりに挑みます。

大発掘プロジェクト

400年間、技術を連綿と積み重ねて今に至った有田焼。そして未来を創るためには、これまでの歴史の中で培われてきた有田焼のアイデンティティをあらためて深掘りすることが求められます。2016年に向けて、山辺田遺跡の学術発掘調査を実施し、有田焼の歴史的・学術的価値を再検証し、世界に向けてアピールしていきます。

欧州著名レストランとのコラボレーション

ARITAは、世界中の料理やお酒の魅力を引き立たせます。パリの3つ星レストランの協力のもと、ARITAの酒器で乾杯し、ARITAの食器で料理を楽しむイベントを開催。バイヤー、ジャーナリスト、セレブリティたちを招き、ARITAの素晴らしさを感じ、共有、発信してもらうことを通して、海外市場の拡大に繋げます。

Flying ARITA Project

17世紀、海を渡りヨーロッパの宮殿を彩った有田焼。そして21世紀は空の上での食の喜びを演出します。スターシェフとのコラボによりARITAで楽しむ機内食が実現しました。スタイリッシュさと高度な機能性が求められる国際線機内食用の食器として、今日も、空を渡り有田焼の魅力が世界に広がっていきます。

クリエイティブ人材育成プロジェクト

これからの窯業発展のためには、伝統技術の継承とともに、ビジネス的視点を持ち、グローバルな視野、新たな発想で世界を相手に活躍できる人材の育成が必要不可欠です。佐賀大学との連携による有田窯業大学校の4年制大学化を通じて、次世代のクリエイティブな人材育成の拠点づくりを目指します。

クラウドファンディング活用プロジェクト

物理的な距離を超越し、双方向のコミュニケーションを可能にしたWEBを通じた人との“つながり”。「クラウドファンディング」の導入・活用を促進し、産地事業者が取り組むプロジェクトをシームレスにWEBにて発信します。国内外におけるARITA ファンの掘り起こしを図るとともに、有田・伊万里のモノづくりのサポーターを募り、持続的なイノベーションを推進する仕組みを築きます。

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【DINING OUT ARITA 2015】 シェフ アンドレ・チャン&ホスト 中村孝則インタビュー
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ARITA EPISODE2 -Professional Use Project vol.1 –
世界は、解き放たれ、そして、連なっていく ‐ 有田焼
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Future Arita porcelain cafe / 未来の有田焼があるカフェ
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